ここでは、データを直接入力する機能の使用方法について説明します。この機能を使用すると、CSVデータや空白区切りのデータを簡単に入力し、統計解析に利用することができます。
このオプションをオンにすると、入力データの最初の行をカラム名として扱います。オフの場合、自動的に「列1」、「列2」...というカラム名が割り当てられます。
このオプションをオンにすると、カンマの代わりに空白文字(スペースやタブ)を区切り文字として使用します。
入力:
名前,年齢,身長 太郎,25,170 花子,30,160 次郎,28,175
結果: 正常に3列3行のデータとして解析されます。「先頭行をカラム名として使用」オプションがオンの場合、「名前」「年齢」「身長」がカラム名として使用されます。
入力:
名前 年齢 身長 太郎 25 170 花子 30 160 次郎 28 175
結果: 「空白文字を区切り文字として使用」オプションをオンにすることで、正常に3列3行のデータとして解析されます。
入力:
名前,年齢,身長 太郎,25,170 花子,,160 次郎,28,
結果: データを取り込んだ後に、欠損値のセルは「[欠損値]」として表示されます。
入力:
名前;年齢;身長 太郎;25;170
エラーメッセージ: 「1列1行のデータです」(期待された列数と一致しない)
対処方法: 正しい区切り文字(カンマまたは空白)を使用すしてください。